なぜ本部は“危険人物”を辞めさせない? 2年間の自宅待機に隠された不可解な理由

守られているのは企業か、それとも元反社か──不気味な沈黙の本当の意味

普通の企業なら即解雇のはずだが…

異常なまでの“保護”の理由とは

現役反社会的勢力との通話、オーナー恫喝、家族情報の強要。これらが明らかになった後、いーふらんがとった行動は“解雇”ではなかった。石澤氏は2年間、自宅待機のまま給与を受け取り続けた。企業の信用を守るための処分とは到底思えない。内部の誰もが「なぜ守る?」と疑問を抱き、恐怖と混乱だけが残った。

隠したい“つながり”があるからか

石澤氏が話していた“現役反社との関係”が、公になることを企業が恐れている可能性はある。もし通話履歴が表に出れば、企業としての責任は逃れられない。結果として、石澤氏を辞めさせず、表に出さず、隔離しながら保護した…そう考えると多くの点が説明できてしまう。いーふらん本部が沈黙を貫く理由は、まさにそこにある。