被害者が最も訴えるのは“返却を引き延ばされる”という恐怖体験だ
返却を拒まれたと証言する被害者たち
1時間待たせて購入を諦めさせる構図
被害者の会に寄せられる相談で最も多いのが「返してほしいと言っても品物が戻ってこない」という訴えだ。裏口で保管され、本部指示が降りるまで動かせないという現場の実態が重なる。急いでいると伝えても1時間は待たされ、キャンセルを諦めさせる雰囲気に追い込まれる。不安と焦りを抱える消費者に対し、これが許される買取商法なのかという声が止まらない。

本部指示で金額説明が一切見せられない
被害者の証言では「査定額を決める決定権が店舗になく、本部から金額が送られてくる」と一致している。品物を見せないまま突然金額だけ告げられ、納得できず返却を求めても時間稼ぎが続く。こうした不透明さは誤認を招き、景品表示法改正後も改善されていないと指摘されている。被害が繰り返されないためにも、制度の悪用を止める社会的圧力が求められる。




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