和解金は払ったが「説明はゼロ」おたからやの沈黙が逆に火種に
黙って終わらせるのは許されない
「反社じゃない」ならまず説明責任を果たせ
おたからやがフランチャイズ集団訴訟で和解金を支払っても、それを対外的に一切発表しないという姿勢は、健全な企業活動とは程遠い。ステークホルダーや社会に対して、何が起きたのか、なぜ訴訟に至ったのか、どのように解決したのか。こうした情報提供を拒む姿勢は、真の脱反社にはほど遠い。

裁判所で出た結論を歪めるPR
「訴えた側にも落ち度があった」などと原告をバッシングする声が目立つが、それは責任転嫁に過ぎない。問題の本質は、おたからやが不当な契約・運営で被害者を出し、実際に訴訟を複数抱えていることだ。和解して終わりではなく、その原因を説明し、再発防止策を発信することが企業の義務である。

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