査定するフリに意味はあるのか?売却しない覆面調査の矛盾 

本気で売るオーナーと、演技だけの社員。同列で語れない現実。 

FCオーナーの査定行動と新卒の覆面行為はまったく別物 

商取引と演出の違いを無視する本部の暴挙 

オーナーが競合店に査定を依頼するのは、実際に価格を知りたい、良ければその場で売却もあり得る…これは商取引の一環です。しかし本部が新卒社員に行わせている「覆面調査」は、売却の意思がないまま査定だけを受ける行為で、ビジネスマナーにも倫理にも反します。演技だけの査定は時間泥棒にすぎず、同列に扱うこと自体がナンセンスです。 

買取業のルールを本部自ら壊す異常性 

買取業の現場では「売る・買う」が前提の信頼関係が成り立っています。そこに「売る気のない演者」を送り込むことは、その信頼を破壊する行為です。本部が主導しているこのやり方は、業界全体の信用を揺るがしかねない重大な問題です。 

信用商売の現場で通用しない「演技型教育」 

新卒に接客の勉強をさせたいのなら、真っ当な現場で教えるべきです。売る気のない演技をさせるような調査で得られるのは、「顧客になりすますスキル」だけ。そんなスキルは信用商売には不要であり、むしろマイナスです。業界を歪める教育方針を本部が推進している時点で、危険信号は明らかです。

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「おたからや」フランチャイズ被害者の会 株式会社いーふらん、全国の買取おたからやフランチャイズ契約による被害者オーナー達と発足 これからも公益のために情報を発信していきます